この教本の第1 章では、心情原理、すなわち天の父母の創造目的についての基本論理について扱っています。 何よりもまず、天の父母の創造目的は、ご自身だけで100%の理想現実世界を創造することではありません。むしろ、創造物の中の5%の自由意志の役割と共同創造することであり、これは天の父母の役割が常に95%に限定されていることを意味します。
数的象徴は、心情原理に不可欠です。天の父母の95%の創造過程の役割は、創世記1 章に示される「六つの」「日」、すなわち創造過程の段階において象徴的に言及されています。象徴的な「第七」の段階において、創造の業を「休まれまた」。これは天の父母が革新的なアイデアを使い果たされたからではなく、この段階が、理想を完成させ、全ての創造物を天の父母に返還するという、人間の5 パーセントの責任分担に立脚していたからです。
先に述べたように、創造物には三種類あります。一つは霊的のみの創造物(霊的心/霊的体に細分化)であり、その最高位は霊的世界を代表する天使たちです。次に、肉的のみの創造物(肉的心/肉的体に細分化)であり、その頂点に立つのは肉的世界を代表する動物たちです。そして最後に、霊的自己(霊的心/霊的体に細分化)と肉的自己(肉的心/肉的体に細分化)の両方を備えた人間がいます。人間は全ての創造物の総和であり、霊的/肉的双対の世界を体現しているのです。
人間は双対の世界の創造における全ての頂点であり、天の父母である天の父/天の母の完全な姿であるため、人間のみが、真の子供たちとなる資格を有します。一方天の父母と他の創造物との関係は、創造主と創造物との関係となります。さらに、霊的/肉的双対の世界の間において、肉的世界は人間が肉的な生命のサイクルを経て人間完成を達成できる場所であるため、人間完成を通じて全ての創造物の天の父母の理想を確立すべき場所は、まず肉的世界である必要があります。
このような状況を踏まえると、全ての創造物の中で、人間の責任分担の5 パーセントが、天の父母の理想がいかにして迅速に実現されるかの原動力となるでしょう。しかしながら同時に、人間の役割の成功が天の父母の理想が現実となる時期を決定するとはいえ、確かなことは、人間の役割にどれほどの時間がかかろうとも、天の父母の完全性と、ご自身が誓われた約束に関わる以上、その理想は必ず実現するということです。